豪雨災害から1か月が経ちました。改めまして、被災によりお亡くなりになられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、心身に傷を負われ、あるいは、財産を失われた皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
 12名の尊い命を失った悲しみは決して消え去ることはありませんが、それゆえに、私たちはこの度の経験から多くのことを学びとらなければなりません。

 被害が大きかった川角地区の大原ハイツでは、団地内の道路や宅地内の土砂撤去が進み、避難用の仮設道路が近く完成いたします。山腹からの落石による二次災害を防止する応急的な安全対策工事も急ピッチで進んでおります。
 しかし、町内全体を見渡しますと、山の至る所に土石流の傷跡が走り、付近の農地や道路周り、河川などに土砂が堆積するなど、被害の大きさをまざまざと物語っております。
 住民の皆様にはしばらくの間ご不便をおかけすることになりますが、全力をあげて復旧・復興事業に取り組みますので、どうぞご容赦ください。

たくさんの黒い袋が見えて遠くに緑色の木々が見える写真
外で作業員の方々がスコップを用いて作業を進めている写真

 この度の災害を受け、自然の猛威に対する危機意識を住民の皆様と共有し、常日ごろから防災・減災に備えることの重要性を改めて痛感いたしました。今後、ハード、ソフト両面での防災、減災対策の一層の強化に取り組んでまいりますが、とりわけ重要である減災対策は、自主防災活動など地域での主体的な取り組みや相互の協力が必要不可欠ですので、住民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 町制施行100周年という本町の節目の年に起きた出来事を、将来への教訓として心に刻み、災害に強く、みんなが安心して暮らせる元気な熊野町とするために、熊野町民の力を結集し、明日に向かって歩みを進めましょう。

2名の児童が机の上でテープを用いて作業を行っている写真
手書きのスイカが描かれた紙に黒色のラジオにテープで止められている写真

熊野町長 三村 裕史

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