6月29日(月曜日)熊野東中学校でコミュニティ・スクール講演会が開催されました。講師は今回も熊野東中学校運営協議会土屋会長のお世話をいただき、プロバスケットチーム「広島ドラゴンフライズ」の浦伸嘉社長にお越しいただきました。

熊野東中学校の本年度の重点目標は「やり切る力」を育成してくことです。今回の演題も「やり切る力を育成するために」にしていただきました。浦社長はこれまでグリット(grit)という言葉を大切にされてきたということです。グリットとは困難があってもあきらめずに目標を「最後までやり抜く力」を意味する心理学用語ということで、まさに熊野東中学校の目指す目標と一致しています。

講演では、浦社長ご自身のこれまでの人生、そしてドラゴンフライズでの歩み、新アリーナ建設等今後の動きなどについてお話があり、その後は生徒たちに大切にしてほしいことなどを語られました。「志を高く」一度きりの人生で何を成し遂げたいのか魂を込めて考え抜き強く心に決めること。そして今の情報社会を生き抜く2つの武器として「想像力」と「grit」を挙げられました。特に「grit」はやると決めたらやる。これを習慣化していくこと。まさにやり切る力を身に付けていくことであると思います。

お話の中で私自身も大変参考になることが多かったです。個でなく組織で闘うこと(群)。時代の流れを見極めしかけること(流)。私自身の仕事観に大変参考になりました。

最後に生徒からの質問コーナー。陸上部の男子生徒が「今一生懸命に目標を決めて練習しているが、つい自分に妥協してしまう。どう自分を鼓舞していけばよいか。」と質問しました。浦社長は「ライバルを見つけることから始めてみよう。良い意味で切磋琢磨していくことで頑張ることができる。」と回答。
生徒が「どうすればドラゴンフライズに入れますか。」と質問すると、浦社長は「イメージトレーニングをしながら一人で練習すること。3点シュートが50%、フリースローが99%の確率で入るようになればドラゴンフライズに入れます。」と回答。
生徒が「やりたいことをみんなから反対された時どうすればよいか。」と質問。浦社長は「折れない心をもつこと。環境を変えたり、成し遂げた人の話を聞いたりするのも良い。やりたいことをしようとしたら、いろんなことが起きると思う。チャレンジできることが若さの特権。若い力で頑張ってほしい。」と回答されました。

失敗を考えることから脱却すること。今の時間に集中し持っている力を100%出すこと。成功を励みにすること。生徒にとって心に刺さった言葉がたくさんありました。生徒にとってやり切る力をさらに身に付けるための良い機会となりました。

熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

コミュニティ・スクール講演会の様子1
コミュニティ・スクール講演会の様子2

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