わずか74年後には、日本の人口が今の半数に減少すると見込まれるなか、“ふるさと熊野”を子や孫に残すために、私たちには今できることがあります。
個性豊かな文化を活かした魅力的なまちづくりも、移住する場所、住み続ける場所として人々をまちに惹き付ける大切な取り組みの一つのはずです。
熊野町は、筆産業とそれにより培われた文化芸術が息づくまちです。このソフトパワーを活かし、この地に住む人々がつながり、まちと文化を未来につなげるため、都市公園と観光交流拠点施設の建設を進めています。

190年の歴史と日本一の生産量を誇る本町の筆づくりは、職人が丹精を込めた手しごとによって支えられてきました。AI(人工知能)によってデジタル社会自体も変革期にある今日、温かみのある人間性や人と人との絆の大切さに想いを寄せ、あるいは、伝統の技や芸術文化によって「心の豊かさ」を得ることのできる体験は、これまでに増して大切で貴重なものに違いありません。
熊野町美術博物館筆の里工房は、本町の地域特性でもある「手しごと造形文化」を照らし出し、その教育的普及活動を行う生涯学習機関です。住民と来町者の交流拠点となる新たな施設の創作館は、クリエイティブなプログラムを、「誰でも」「気軽に」「手軽に」「いつでも」体験できる施設です。筆やさまざまな筆記具を用いて楽しみながら創造性が高められ、または、各々がリラックスできる空間をみつけてストレス解消や気分転換ができるよう、9月のオープンに向けて準備を進めています。
創作館の魅力
【ポイント1】気軽に楽しめるプログラム(無料・実費)
●パレット
(筆墨体験コーナー、自由創作コーナー、楽書体験コーナー)
好みの「筆」「硯」「墨」「紙」を自ら選び、自由で本格的な筆墨体験ができます。
また、四季折々の素材を用いた創作体験、様々な文房具で「書く・描く」ことを自由に試せる「楽書き体験」が楽しめます。
【ポイント2】ラーニング プログラム(実費・有料)
●アトリエ1
●ロビーラウンジ ほか
「書や絵の見方、デザインの歴史などの深い話しが聞きたい」「作家や特技のある人たちから面白い話やタメになる話を聞きたい、話したい」という方たちのために、日々の生活に学びを取り入れる教養講座を開きます。
気軽に文化や芸術を感じたい人向けに、ロビーラウンジで開催する「ワン ドリンク サロン(仮称)」なども企画します。
【ポイント3】ハンズ・オン プログラム(無料・実費・有料)
●アトリエ2
●クレヨンルーム ほか

従来の芸術教室「アートスクウェア」に加え、新たなものづくり講座(ガラス工芸、表具づくり、羊毛フェルトのぬいぐるみづくり、アクセサリーづくり、型染め、バルーンアート、本漆の金継ぎ、革小物づくりなど)を予定しています。
子どもたちが楽しめるクレヨンルームでは、SDGsをテーマにした創作体験など、五感と手を動かすことで、表現力や創造力を育みます。
【ポイント4】ワークショップ・各種イベント(無料・実費・有料)
●アトリエ(1~4)
●パステルホール ほか
さまざまな文化芸術系ワークショップ(参加者主体の体験型講座)を開きます。
広がりのある空間のパステルホールでは、木製玩具や段ボールなどを利用した手触りのある遊びを、親子で自由に体験することができます。夏休みなどでの体験型教室や音楽を含めた文化芸術に触れるさまざまなイベントを企画します。
ホールやアトリエで作品展示をしたい、発表会をしたいといった団体利用もできます。(参加・申込の詳細は、改めて町広報や筆の里工房ホームぺージでお知らせします。)
【ポイント5】クマノ クリエイティブ パレット(KCP)

創作館を拠点に、趣味や特技を生かした創作活動(アート・クラフト・SDGs工作・音楽・ダンス・料理など)を楽しむ「クリエイションメンバー」と、熊野町の魅力を再発見する活動や、地域の活性化を図る「パレットメンバー」で構成されます。
メンバーが活動を発表する集い「マイ・パレット・ラボ」を定期的に開催します。
詳しくは、筆の里工房ホームページをご覧ください。
各室の位置と家具の配置など

〈1〉ロビーラウンジ
おしゃべりや喫茶、休憩などでくつろげる自由空間です。
ドリンク付き講座などの会場にもなります。

〈2〉パレット
筆墨体験や創作体験の用具や家具類を配置します。
幅広の廊下と一体利用できるオープンスペースです

〈3〉アトリエ1
教養講座やワークショップなどが開ける家具類を配置します。
屋外デッキと一体利用が可能です。

〈4〉アトリエ2
本格的なモノづくりができるよう、木製作業台や工作用具・機器を配置します。

〈5〉クレヨンルーム
子どもたちのさまざまな創作活動シーンに応じて自由なレイアウトに変更できる木製家具を配置します。

〈6〉クリエイティブラウンジ
カウンターテーブルやソファーなどを配置します。
読書や休憩などで利用いただけます。Wi-Fi環境もあります。

次回のお知らせ
創作館に配置する木製玩具についてお知らせする予定です。
この記事に関するお問い合わせ先
産業観光課
〒731-4292 広島県安芸郡
熊野町中溝一丁目1番1号
電話番号:082-820-5602
ファックス:082-854-8009
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