夏休み等の休暇は、子どもにとって楽しいことがいっぱいのシーズンです。自由な時間が増え、外遊びやお出かけ、旅行などの活動の幅が一気に広がります。一方で、「子どもの事故」が急増する時期でもあります。
子どもが成長するにつれ、「何に気をつけるべきか」を定期的に見直し、環境やルールをわかりやすく家族で話し合うことが大切です。
特に、未就学児から小学生の間は、自分の行動を予測・制御する力が未熟なため、思わぬ事故に巻き込まれるリスクが高くなります。
見落としがちな要因
〇学校がない=「見守りの目」が減るため
〇自由時間の増加が「危険行動」のリスクを高める
〇大人の「油断」が一番の落とし穴
就学児(0~6歳)に多い事故
好奇心が旺盛で、危険の予測・回避する力が未熟である。
例えば・・・
| 事故の例 | 対策 |
| ベランダや階段からの転落事故 |
・家具や窓、ベランダに「登れる環境」を作らない ・窓に補助錠やストッパーをつけて大きく開かないようにする。 ・網戸によりかからないように柵などする。 |
| 誤飲・誤食 | ・手が届かない場所へ保管 |
| 浴槽や水たまり、プール・川遊び |
・入浴中・水中では絶対に子どもから目を離さない(水深5センチ程度の水でも溺れる) ・水槽の水は必ず抜く。 ・プールや川遊びでは、救命胴衣やアームリングの着用。 ・川遊びは、上流の天気にも注意し、急な増水の危険がある |
| 電気コード・コンセントによる感電や火傷 | ・電源タップやコンセントには専用カバーを使用 |
小学生(6~12歳)が巻き込まれやすい事故
行動範囲が広がる一方で、判断力や注意力が未熟である。友達同士で外遊びが増えることで目が届きにくくなる
例えば・・・
| 事故の例 | 対策 |
| 道路への飛び出しによる交通事故 |
・小さな子には、手をつなぐことが命綱になる。 ・駐車場では「遊ばせない」ルールを徹底する |
| 自転車の転倒や接触事故 |
・自転車の乗り方、交通ルールを家庭で再確認 ・外出前「どこで・誰と・何をするのか」を共有 |
| プールや川遊びでの水難事故 | ・水遊び、必ず大人が付き添い、目を離さない |
| 花火やBBQによる火傷 |
・火を扱うイベントでは事前に危険性を説明し、安全ルールを徹底 ・使いすてライターは、幼児対策機能のついた(PSCマーク)を用いて、手の届かないところに保管する。 |
中学生(12~15歳)は、自転車・外出トラブルに注意
自立性が芽生え、親の目が届かない活動が増える。SNSやスマホの使用によるトラブルも発生しやすい
例えば・・・
| 事故の例 | 対策 |
| スマホ操作中の自転車走行による事故 | ・自転車に乗る際はスマホを使用しない |
| 夜間外出中の交通事故 | ・夜の外出は極力控えさせ、反射材などの活用 |
| SNSを通じた知らない人とのトラブル | ・SNSの使い方や危険性について家庭で話し合う機会をもつ |
| 部活動・スポーツでのケガや熱中症 | ・こまめな水分補給と休息な時間の確保 |
子どもに「気を付けてね」というだけでは安全行動は定着しません。
最も効果的なのは、「親自身が手本となる行動をみせる」ことです。「言葉」より「態度」で示すことが安全意識の定着につながります。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
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